グラフィックボードの補助電源ケーブルを接続します。エントリークラスだと補助電源なしの物が多いですが、ミドルクラス、ハイエンドクラスになってくると補助電源が必要になってきます。
エントリークラスのグラフィックボードでは、マザーボード上のPCI Expressスロットから供給される電源で足りるので補助電源は付いていません。しかし、ミドル・ハイエンドクラスのグラフィックボードになってくると消費電力も高くなるため、PCI Expressスロットから供給される電源では足りず、電源ユニットからの補助電源も必要となります。
補助電源には、6ピン×1、6ピン×2、6ピン+8ピン、8ピン×2などの組み合わせがありますが、グラフィックボードによって異なります。ハイエンドクラスは8ピン×2になることがあります。
今回は、GTX 660というグラフィックボードに補助電源ケーブルを接続してみます。GTX 660はミドルクラスのグラフィックボードなので、6ピンの補助電源ケーブル1つで動作します。
下記画像がグラフィックボードの補助電源ケーブルになります。2ピンと6ピンに分かれており、6ピンと8ピンに対応できるようになっています。最近の電源ユニットならこのように2ピンと6ピンに分かれていると思います。
この補助電源ケーブルをマザーボードに取り付けたグラフィックボードに接続します。下記画像のオレンジ色で囲ってある部分に接続します。画像を見ると分かるように、6ピン用の補助電源ケーブルを接続します。
GTX 660に補助電源ケーブルを接続した画像です。2ピンのケーブルが余るので、ヒートパイプや基盤に当たらない位置に移動させておきましょう。画像はヒートパイプに2ピンの補助電源ケーブルが当たってしまっていますね・・・
以上でグラフィックボードの補助電源ケーブルの接続は終了です。