Windowsの起動時に読み込まれる「マスター・ブート・レコード」や「ブートセクター」といった領域やファイルが損傷していても、方法4で示したスタートアップ修復ではエラーを検出できないことがあります。
そういう時は「bootrec」コマンドを使って手動で修復しましょう。
オプション | 概要 |
---|---|
/fixmbr | Windowsが格納されているドライブの先頭セクターにある「マスター・ブート・レコード」を修復する |
/fixboot | Windowsパーティションの先頭セクター(ブートセクター)を修復する |
オプションは、bootrecの後に半角スペースを入れて使用します。
まずは方法4と同様に、方法3を参考にしてシステム回復オプションの画面を呼び出してください。
一番下のコマンドプロンプトをクリックすると次のような画面になります。
この画面でまずは以下のように入力してEnterキーを押してください。
「操作は正常に終了しました。」と表示されたらマスター・ブート・レコードの修復は完了です。
exitと入力してEnterキーを押してコマンドプロンプトの画面を閉じてシステム回復オプションの画面に戻ります。
システム回復オプションの画面の右下にある再起動をクリックしてWindowsを再起動してください。
これでも正常に起動しなかったら、もう一度コマンドプロンプトの画面まで行き、以下のように入力してEnterキーを押してください。
「操作は正常に終了しました。」と表示されたらブートセクターの修復は完了です。
1回目と同様にして再起動をして、起動出来るか確認してください。
これでも正常に起動出来なかったら方法6へ進んでください。