グラフィックボードの取り付け方

グラフィックボードをマザーボードに取り付けます。マザーボードがCPU内臓のグラフィックに対応している場合は、グラフィックボードはなくても起動しますし、画面も映ります。大抵の場合は、3Dゲームをやりたいからグラフィック性能の底上げ目的で取り付けるということが多いと思います。


今現在売られているグラフィックボードのほとんどは、マザーボードのPCI Expressスロットに接続します。PCI Espressスロットは、x16,x4,x1の3種類あります。数字が大きいほどデータのやり取りが早いので、性能の高いグラフィックボードはx16のスロットに接続しましょう。


また、PCI Expressスロットは下位互換性があり、x16のスロットにはx16の他に、x4,x1のグラフィックボードも接続できます。なので、PCI Express x16スロットがマザーボード上にあればx16にグラフィックボードを接続しておきましょう。下のオレンジ色で囲った部分がPCI Express x16スロットになります。x4はx16の半分くらいの長さで、x1はx4の半分くらいの長さになっています。
PCI_espress_x16.jpg


PCI Expressスロットはメモリスロットのようにロックが付いているものもあります。ロック付の場合は、メモリスロットと同様にロックを解除してからグラフィックボードを接続しましょう。グラフィックボードにも下記画像の様に、メモリと同様に切り欠け部分があるので、切り欠け部分がスロットに合うように取り付けます。メモリ取り付けの記事はこちらからどうぞ。
GT630_front.jpg



ではグラフィックボードを取り付けてみましょう。


まずはPCケース背面のブラケットを取り外します。グラフィックボードのブラケットと重なる部分を取り外しましょう。安いケースではブラケットをねじ切るタイプの物が多く、一度取り外すと取り付けることは出来ないので慎重に。
case_slot.jpg
上3つのブラケットを取り外した画像です。本当は1つ取り外すだけでいいのですが、使いまわしているので3つも空いてしまっています・・・


graphic_board_installation.jpg
あとはブラケットの部分をネジ留めしてグラフィックボードの取り付けは終了です。


graphic_board_installation2.jpg
ネジ留めが終わりました。今回使用したグラフィックボードのネジ留めは1つだけです。


これでマザーボードへのグラフィックボードの取り付けは終了です。